対バンを見ないバンドマン

 

おはようございます。石油王です。

 

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ツイッターをやるのが趣味で、頭で考えるよりも先に青い鳥をタップしてしまう日々です。

 

そんな私ですが、やはりバズるようなツイートは大体目にします。

 

そんな中で流れて来たあるツイート

 

「対バンを見ないバンドマンへ」

 

そこには、動画でボーカルの人が、

対バン(バンドマン側の共演者)

に向けて長々とメッセージを送るシーンがありました。

 

内容としては、

「共演者なら出ているバンドは見ような。見ないような人達とは友達になれない。バンドマンの前に『人間対人間』なんだよ。だからライブ見ような。」

これを本人にでは無く、フロアに居たお客さんに言っていました。

 

それを見た私は感動……

なんかするはずも無く、

 

「そんなんどうでもええから曲をやれ」

 

只々、この言葉しか出ませんでした。

 

お客さん達は、その日を楽しみにしていた人が多く居たはずです。

それなのに、そういうバンド同士の内情をつらつらと述べられても胸糞悪くなるだけです。

まず、そういった事をステージの上で言って、本人に面と向かって言わなかったら伝わる訳もないです。なぜなら言われている方はその場に居ないのだから。

怒っている人と食べるご飯は不味いですよね。

ましてや、怒っている人と怒られている人を見るのって、嫌だし居心地悪いですよね。

 

お金を払ってライブを見て来てくれている、そんなお客さんにとって印象に残ったシーンが

 

「あの曲のあそこが良かった!」

では無く

「バンドマンがバンドマンの説教をしていた」

 

とか最悪過ぎません?

 

ある一定のバンドマンは、こう言った発言に共感出来るのかもしれない。

 

だけどそれは自己満足。只のエゴです。

 

全然ロックじゃない(本人達はロックをやっているのかは知らない)

 

非常に気持ち悪いと思いました。

 

皆さんは大好きなバンドとかアーティスト、アイドルや声優の方などはいるでしょうか。

 

もし居る方はライブイベントなどに、決して安くはないお金を払って行くはずです。

 

そこでもしも、アイドルAがアイドルBの悪口をステージ上で言っていたらどう思うでしょうか。

 

それも、『本人に直接言えば解決する事』で。

 

あり得ないですよね。

その時間が無駄だし、建設的ではない。

 

双方にとってメリットが無い。

 

そういったシーンを自分でSNSに晒して

「俺かっこいいでしょ」

と見せつけられる我々の気持ち。

 

非常にモヤモヤした気持ちになりました。

 

こういった

「エゴの押し付け合い」

とはバンドマンだけの問題とは限りません。

 

自分の当たり前を相手に押し付けような人間は、相手を思いやることが出来ているのでしょうか。

 

相手にはこういう背景があって、自分にはこういう背景がある。

だけど、相手はこう思うかもしれないけれど自分はこう思う。

お互いを否定するのではなく、肯定していきたいものです。

そういう風に、思いやり合える事って必要だと思うんです。

 

それでも、きちんと伝えたい言葉があるなら、本人に直接言うべきです。

 

 

少し話が変わります。

このような、「愚痴を第三者に言って、周りから囲うようにして相手に伝える」という行為によく似ているものがあります。

 

 

それは「イジメ」です。

 

 

イジメは集団で行われるものです。

何故なら、手を加えている人間は一人かもしれないけれど、その人のカーストを保っているのは周りの人間だからです。

 

「される側にも問題がある」

確かにそうかもしれない。

しかしこういった事を言う人間は、相手を思いやる心が欠如しているのでは無いでしょうか。

ワガママに、自分の事しか考えないような人間に、本当に他人の心に響かせるような物事が行えるのでしょうか。

 

価値観は押し付けるものでは無く、共有するものです。

 

 

 

 

『人間対人間』を謳うならば、

三者を巻き込むような、

回りくどい言い方では無く、

面と向かって言いたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや〜長々と失礼しました。

そろそろ梅雨の時期ですね。

お腹減ったから北海道に札幌ラーメンを食べに行く、くらいのフットワークの軽さが欲しい今日この頃です。

それではまた明日〜(笑点のテーマ)

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

頑張ろう。ニッポン